学生の漠然とした起業への思いをかなえるためには、起業のためのプロセスや手続き方法だけでなく、いかにビジネスチャンスを発見し、ビジネスプランを具体化するための考え方や技法を学ぶことが重要です。さらに、学生自身に起業を『自分にもできるかもしれない選択肢』として意識させ、起業への強い動機付けを行う必要があります。
本学での起業教育は、『既存企業への就職後の活躍(第二創業・イノベーション』の要素も重要視しています。
『ビジネスの機会を見つける視点』と、『新しい事業を創るノウハウ』は、イノベーションがますます必要になる国内企業(への就職)においても重要なポイントです。就職活動において自分が考えるビジネス戦略にマッチした企業をイメージし、より具体的なキャリアを選択することができます。更に、小・中・高校のカリキュラムへの導入が進む『課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(アクティブラーニング)』からの発展としても、大学における起業教育は、今後、更に重要性を増していくと考えられます。